ジヴェルニーは、パリから西方約80キロのセーヌ川の右岸にあります。
画家のクロード・モネが晩年に過ごした所です。
現在は、クロード・モネ財団が運営していて、4月から11月までの間一般客に解放される観光地となっています。
庭園には、色とりどりの花が咲いて、庭園の池には作品のモデルとなった睡蓮が浮かんでいます。こちらのお庭は、季節が秋ということもあり、落ち着いた雰囲気に心が和みました。
ガイドさんが庭の植物を説明しながら園内を廻りますが、植えられている日本の植物に関して知識が足りない様でした。
ツアーメンバーの人達に日本名を逆に教えられている姿は、ガイドとして形無しでした。
でも、教えてもらっても特に覚えようとする感じは感じられません。フランス名さえ覚えていればいいと思っているんだろうね。
モネの家の中には、クロード・モネの絵画が展示されています。
モネは、日本絵画に倒錯するほど興味があった様で歌舞伎風の浮世絵が多く展示されていました。
モネの家を後にバスまで戻る道程に蔦を壁一面に這わせた家があり葉が所々紅葉してとても綺麗でした。
こんな雰囲気にしようと我家にも蔦をブロック塀に這わせていますが、綺麗な状態を保つには目に見えない苦労があるんだよね。
フランスにも植物に気を配る感性がある事に何か安心しました。
余談ですが、カナダのバンクーバーに行った時、どこの民家にも花の一つも植えられていなくて寂しい気分になったのを思い出しました。
セーヌ川を横目に見ながらバスで移動して本日のランチのレストランに移動しました。
フランスの食事に期待が持てなくなっていましたが、今回のランチだけは美味しいと言える料理でした。
お店の人も食事の進行状況を遠目で確認していて、次のメニューが今までに無いペースで出てきました。
フランス人の中にもフランス人なりの心尽くしのおもてなしができる人もいるんだなと実感しました。
褒めている様で褒めていないんですけどね。
バスで移動するとシャッターを押したくなる景色が随所に見られます。
各行程で紹介したい写真があったのですが、構成上載せる場面が無かったので、まとめて紹介します。
箱庭のジオラマにでもしたくなる風景がもっとありましたが、走行中の窓には映り込みが入ったりして
撮りたい景色は、なかなか撮れません。
次は、いよいよフランスのクライマックス(パリ)です。
もう少し、お付き合いください。
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