パリに到着すると今夜予約をしてあるオプショナルツアーの準備に大忙しです。
パリの中心部までバスが送ってくれることになり、準備してきたフォーマルに急いで着替えます。
バスをオペラ座の近くで降り、パリ観光の再開です。
集合時間の18時まで自由時間なので、ちょっと足を伸ばしてルーブル美術館前まで行くことにしました。
ルーブル美術館から凱旋門までの間には、カルーセル凱旋門があります。
ルーブル美術館前のピラミッドからカルーセル凱旋門越しに凱旋門(ルノワール凱旋門)を綺麗に見ることができました。
夕陽に映えて凱旋門の前のコンコルド広場の塔までクッキリと見ることができました。
集合時間となり送迎車に乗って、ナイトツアーに出発します。
今夜のツアーは、エッフェル塔ディナー&リドドリンクショーです。
まずは、エッフェル塔の第1展望台のレストランで夜景を見ながらのディナーです。
このツアーの参加者は、8名で同じテーブルでのディナーですが、とてもぎこちない時間が過ぎていきます。
食事もメインに移る頃には、少しずつ互いに打ち解けていきました。
ワイングラスが何度が空くうちに隣に座っていた年配の男性が、何気に悔しそうな口調で愚痴る様になってきました。
談笑していると聞いてもいないのに前日の失敗談を自ら自白してきました。
どうやらベルサイユ宮殿を観光中に紳士風のパリジャンの男性と仲良くなり絵画の前で写真を撮ってもらったのですが、
カメラ操作の説明をしている間に肩に掛けたバックから財布を抜き取られたらしいということです。
奥さんが次の部屋でなかなか来ない旦那さんを見に行くと、まさに絵画の前でポーズを撮っている最中だったそうです。
奥さんは、老眼が進んで近くが見づらいからと銀行で換金したユーロを旦那さんが全て預かっていたそうです。 お気の毒に・・・
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食事も終わり下に降りる為、エレベーター前で待つ間、ふとその旦那さんを見ると、懲りもせずバックを後掛けしています。
"そのバックは、前に回して両手で押さえた方がいいですよ”と言ってあげると奥さんが旦那さんに憤慨した口調で叫びます。
”ほらみなさい!ちっとも懲りていないんだから、この人は!! ”
その後、奥さんは、私達に向かって言いました。
”でも、この人のバックには何も入ってないのよ。信用できないから” だってさ!
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会場内は、撮影禁止ですので代理映像です。
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食事が終わるとライトアップされたエッフェル塔を早々に離れて
リドショーのあるシャンゼリゼ通りにベンツのワゴン車で移動します。
リドとは、豪華な衣装をまとった長身のダンサーが半裸状態の衣装を身にまとい華麗なダンスを繰り広げるレビューショーです。
奇術師や曲芸パフォーマーにペアのアイスダンスショーが目の前で繰り広げられます。
出演者の汗が飛んできそうなぐらい近くで見ることができました。
もちろん、見事で綺麗な揺れる2つの物体も間近で参拝することができました。
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翌日は、いよいよ最終日です。
タクシーでモンマルトルの丘までシルブルレー(お願いしま〜す)です。
料金が気になりましたが、20ユーロで着いたので、一安心です。
モンマルトルの丘の下の駅で降ろしてもらって散策のスタートです。
サクレ・クール寺院からテルトル広場の画家さん達の絵画を横目に見ながら脇道を通って壁抜け男のオブジェを見て
ムーラン・ルージュまで地図を見ながら撮影していきます。
ここから凱旋門までメトロ(地下鉄)に乗って移動します。
駅で切符を購入するのに駅員さんと身振り手振りで交渉を開始します。
ジェスチャーの内容は、”私達は、フランス語解かりません。この3.2ユーロで2枚切符をください。”ってな感じ!?
切符を購入すると凱旋門直下の駅で降りて凱旋門からルイ・ヴィトン(シャンゼリゼ本店)まで直行です。
別に購入するつもりは無い様です。
博物館のような店内を見るだけ(観光!?)で満足してくれています。ホッ!
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いよいよフィナーレです。
今度は、ルイ・ヴィトン本店前の地下鉄駅からラ・デファンスまで移動します。
ラ・デファンスには、昨夜ツアー添乗員さんに教えてもらったフランスで一番大きなスーパーでお買い物です。
駅を出て目前には、3つ目の凱旋門(グランダルシュ凱旋門=新凱旋門)が真下から眺められます。
スーパーは、各地にあるアウトレットショップにスーパーマーケットが併設している様な感じと思ってください。
ここでもジャパニーズは、身振り手振りで難局を乗り切る作戦で奮闘しています。
この方法は、どこの国でも通用します。
なぜなら、毎回この方法で乗り越えてきた夫婦が言うのですから間違いありません。
さて、次はどこの国にパフォーマンスを披露しに行こうかな?![]()
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