ローマ



最後の晩餐&ローマ市街ナイトツアー


最後の晩餐から夜のコロッセオにトレビの泉とパンテオン


最後の晩餐から夜のコロッセオにトレビの泉とパンテオン


 カプリ島からの移動中イタリア語のガイドブックからカンニングペーパーを作成します。 目的は、ホテル到着後のローマ市街へのナイトツアーです。 入念なシュミレーションを繰り返し添乗員の中川さんに添削して戴きます。 2人だけの行動では強盗の不安もありタクシー代の事も考慮した結果 バスの中で隣に座っていた藤沢さん夫婦を誘って綿密に行動計画を練り上げていきます。 ホテルに到着するとイタリアでの最後の晩餐が待っています。 バスの到着が遅くて食事が始まったのは、20時を廻っています。 この時ほど料理の配膳が遅く感じられたことはありません。 そんなこんなでタクシーを呼んで戴きホテルを出発したのは21時を過ぎていました。 カンニングペーパーに照明をあてながら読み上げてドライバーにルートを指示しコロッセオに辿りつきました。 撮影してくるから待っているようにお願いして撮影ツアーの始まりです。 ライトアップされたコロッセオは神秘的なムードが感動的です。 再びタクシーに乗り込みトレビの泉に向かいタクシーとはここでサヨナラします。 すごい行動をしている様ですが、カンニングペーパーを読み上げているだけです。

ナヴォーナ広場にサンタンジェロ城とサン・ピエトロ寺院


ナヴォーナ広場にサンタンジェロ城とサン・ピエトロ寺院


 トレビの泉では、夜をエンジョイする観光客で混み合っています。 夜のローマはあらゆる観光スポットごとにライトアップされていてカップルや家族連れで溢れかえっています。 この後、パンテオンからナヴォーナ広場へと歩を進めサンタンジェロ橋へと辿りつきました。 サンタンジェロ城に続くサンタンジェロ橋から見るサン・ピエトロ寺院のライトアップがとても綺麗です。 この後、タクシー乗り場を探すのに苦労して俳諧しホテルに着いたのは、0時を廻っていました。 半世紀を迎えた体には大変過酷なチャレンジでした。藤沢さんお付き合い戴きありがとうございました。

コロッセオとフォロ・ロマーノ&スペイン広場


コロッセオとフォロ・ロマーノ


コロッセオとフォロ・ロマーノ


 翌朝、軽めの朝食を済ませるとローマの半日観光へと出発します。 昨夜の疲れが随所に表れていますが、私たちの元気の源は、家から持参した抹茶プロテインです。 旅行中は、毎朝お湯を注いで前日の疲れを克服したと思い込ませています。

ヴィットリオ・エマヌエーレ二世記念堂から見たコロッセオとフォロ・ロマーノ&スペイン広場


ヴィットリオ・エマヌエーレ二世記念堂から見たコロッセオとフォロ・ロマーノ&スペイン広場


 まず最初の観光スポットは、昨夜と同様のコロッセオからスタートです。 昼と夜とでは、随分印象が変わります。壁面の穴が生々しい歴史を想像してしまいそうですが、 実は補修時の足場の木材を挿入する穴だったと言うことでした。 コロッセオ周辺は、昨夜タクシーを路肩に待たせて撮影していましたが、2013年8月3日の早朝から 公共交通機関を除いて通行止めになり最終的には歩行者専用となるようです。 次に訪れた場所も昨夜と同じ順番のトレビの泉でした。トレビの泉の向かいにある有名なジェラート店で休憩がてら 2ユーロのジェラートを購入します。写真はうまく撮れて無かったので省略しています。 夜は、ラブラブカップルがひしめいていましたが、昼は団体観光客が多くムードには欠けています。 一行は、スペイン広場まで徒歩で移動していきます。ここは”ローマの休日”で有名な大階段があり ジェラートを食べて真似したいところですが、飲食は法律で禁止されているそうです。 この後、自由時間となるのですが、ここから2Km程離れたヴィットリオ・エマヌエーレ二世記念堂まで行こうと思っています。 問題は、残り1時間15分しか無いことです。当然ですが徒歩(小走り)で移動です。

ヴィットリオ・エマヌエーレ二世記念堂からのローマ市街


ローマ市街の眺め


ローマ市街の眺め


 こちらは、ヴィットリオ・エマヌエーレ二世記念堂の屋上からの眺めです。 高台からコロッセオを望むと手前のフォロ・ロマーノ遺跡群と重なり古代遺跡として一層引き立ちます。 右前方にはスペイン広場のトリニタ・デイ・モンティ教会の2つの鐘楼塔が、そして左手前方には、サン・ピエトロ大聖堂の キューポラ(ドーム)がみえます。ローマの全景が見渡せて建築物の位置関係が良く解りました。 中央にはこれから戻らなければならない帰路が伸びています。 残り30分になり混みあう歩道を避け車道にはみ出しながら戻るのですが、撮影に夢中の奥様は、何度も立ち止まり一向に 追いついてきません。どうもスペイン広場までの距離を理解していない模様です。 少し遅刻ぎみに集合場所に到着したのですが、まだ戻らないメンバーがいる様で暫く休憩する時間が稼げました。 バス停車場所までの移動中に見かけた超高級ホテルのインター・コンチネンタル・デ・ラ・ビレ・ホテルにベンツとアウディのタクシーが 止まっています。セレブになるとタクシーも格が違うんですね〜

スペイン広場からレオナルド・ダ・ヴィンチ国際空港へ


 イタリアとのお別れは、レオナルド・ダ・ヴィンチ国際空港です。ロビーには、レオナルド・ダ・ヴィンチの ウィトルウィウス的人体図のオブジェがあります。 行き帰り共にANA機でのフライトです。やはり日本の航空会社が一番快適です。



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